鉄道研究部40周年記念貸切列車

藤原・須田・陽山(43期生・中学2年)

「奥武蔵」をイメージしたヘッドマーク

中学2年生 藤原・須田・陽山(43期生)
10月26日三島駅。すでに発車前から人が集まっている。発車時刻の数分前にはドアが開き、人々が乗車し始めた。今日、ここ伊豆箱根鉄道において暁星学園鉄道研究部40周年記念列車が走る。現部員だけでなくOBの方々も集まってきた。9:20、列車はゆっくりと修善寺に向かって出発した。三両編成の列車の一両目に人が集中し、OBと現部員が話す姿も見られた。
 列車からはきれいな富士山が見える。駅の間隔は短く、次々と駅を通過していく。会社から来ていただいた高杉さんが今回のイベントについて、いろいろと教えてくれた。伊豆箱根鉄道で貸し切り列車が走るのは、この鉄道110年の歴史において初めてであるらしい。(CM作成等のためには貸したことがあるが)その後現部員たちから軽い自己紹介があった。列車は住宅地や田んぼの中を進む。やがて列車は修善寺に到着した。ここで記念列車を外から撮影するために列車に数人ほど残して、撮影班は修善寺から大場まで移動した。その際400円の切符を買ったが、西武線のものと形状が似ていた。大場には10:00ごろに到着した。踏み切りで電車を4本撮影し、さらに別の踏み切りで4本撮影する。その後修善寺に戻って、「踊り子」等の列車が並んでいるところを撮る。(実はこの直前に電車を1本逃した)一方、車内に残った人もいた。しかしOBの人や現部員はほとんど降りたので、車内は非常に静かだった。席がたくさん余っていたので寝っ転がってみたりした。昼食の駅弁はこのときに食べてしまった。撮影隊と修善寺で合流すると、再び車内は騒がしくなった。高杉さんから12問、松葉先輩から5問の景品付の問題が出た。高杉さんは鉄研ということでかなり難しい問題を用意していただいたが、現部員は予習も何もしていなかったので全くわからなかった。そのため皆あてずっぽうで答えていたが、高杉さんのおかげでかなり盛り上がって楽しいひと時となった。そして列車は車庫のある大場へと向かうのだった。
当日使われた切符

貸切列車が走り抜ける

伊豆箱根鉄道1100系同士の並び

修善寺駅での団体表示

修善寺駅での3車の並び

この記事は2008年に執筆されましたため、現状と異なっている可能性があります。
2009年5月現在、暁星学園鉄道研究部が貸しきった車両は駿豆線のワンマン化に伴い現役を引退してしまいました。
また同形式の車両は2012年6月13日をもって全ての営業運転を終了しました。

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